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2026-05-28
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PetMealPlanner Team

原材料表示:「第一位」が本当に意味するもの

ペットフードの表示で第一位の原材料は重要ですが、それだけでは判断できません。表示のルール、「第一位」の本当の意味、全体の読み方を紹介します。

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名前のついたタンパク質が第一位であることが望ましい」—ペットフードを選ぶとき、そんなアドバイスを聞いたことがあるでしょう。半分は正しいです。第一位は、袋や缶に入れる時点で配合上重量で最も多い原材料を示します。しかし「第一位」は全体の一部でしかありません。順番その先のリストも、何を本当に与えているかを理解するには重要です。

この記事ではペットフードの原材料表示の仕組み第一位の本当の意味、リスト全体の活かし方(AAFCO表示カロリー表示と合わせて)を説明します。

原材料表示:第一位が本当に意味するもの

ペットフードの原材料表示のルール

アメリカではAAFCOの規定により、原材料は重量の多い順(配合上の重量で、最も重いものから)に表示する必要があります。つまり:

  • 第一位 = 配合中、単一の原材料として最も重いもの。
  • 第二位 = 次に重いもの、以下同様。

重要:表示は配合上の重量(配合時点)であり、体積ではありません。水分の多い原料(例:生の鶏肉)は、乾いた原料(例:チキンミール)より単位あたり重いため、「鶏肉」が第一位でも、加工後は1カップあたりの鶏タンパク質は、後ろに出てくる「チキンミール」より少ないことがあります。だから「第一位」は参考になるが、それだけでは不十分なのです。

「第一位」が本当に意味するもの

第一位が名前のついたタンパク質のとき

  • 「チキン」「骨抜き鶏肉」「ラム」「サーモン」「ビーフ」など: 配合はその動物性タンパク質を重量で主原料として組まれています。一般的に良いサイン—特定の、分かる原料が第一位です。
  • 「チキンミール」「ラムミール」「フィッシュミール」: 同じタンパク質の濃縮形(水分を除いているのでオンスあたりのタンパク質は多い)。だから「チキンミール」が第一位でも、配合次第では「チキン」が第一位より1カップあたりのタンパク質が多いことがあります。

つまり「第一位」は重量でリストの先頭を示すだけで、タンパク質の正確な量や総合的な栄養価は示しません。質と消化率も重要—タンパク質の質がなぜ重要かの記事も参照してください。

第一位が穀物や炭水化物のとき

  • 「コーン」「小麦」「米」「醸造米」が第一位: 配合の最も重い原料が穀物やでんぷんであることがあります。それだけで「悪い」とは言えません—穀物入りで問題ない子もいますが、重量で主原料がタンパク質ではないということです。タンパク質を第一位にしたいなら、名前のついた肉やミールが第一位の製品を選びましょう。

第一位が曖昧なとき

  • 「ミートミール」「家禽副産物」「動物副産物」: 法的には認められた用語ですが曖昧—具体的な原料や質が分かりません。多くの飼い主や獣医は具体的な名前(例:「チキンミール」「ラム」)を好み、何を食べさせているか把握したいと考えます。

まとめ:第一位=重量で最も重い原材料。名前のついた動物性タンパク質が第一位は多くの場合良いサイン;曖昧な用語や穀物が第一位でも、十分な製品はありますが、その先も読む価値はあります。

リストの残りを読む

  • 最初の数項目を見る: 製品の大部分を占めます。最初の3〜5項目で主な構成(タンパク質・穀物・脂質)が把握できます。
  • 「分割」に注意: 似た原料を別々に書く(例:「コーン」「コーングルテンミール」「コーンフラワー」)と、それぞれの順位が下がります。合計すると第一位より多くなることも。リスト全体で似た・重複する項目をざっと確認しましょう。
  • 脂質・油: リストの前半によく出ます。名前のついたもの(例:「チキンファット」)は、品質を比べるなら「アニマルファット」より好まれることが多いです。
  • 添加物・ビタミン: たいてい最後の方。 総合栄養食に必要なもので、ビタミン・ミネラルの長いリストは「化学だらけ」ではなく、基準を満たすための強化を示します。

チェックのポイント(簡易リスト)

  • 最初の数項目に名前のついたタンパク質(鶏、ラム、サーモン、チキンミール、ラムミールなど)。
  • 可能なら具体的な動物性脂質(チキンファットなど)。
  • パッケージの訴求と一致(「チキンレシピ」ならチキンがリストで目立つこと)。
  • AAFCO表示総合栄養食であること。
  • カロリー表示があり、正しく量を決め与えすぎを防げること。

「第一位」からは分からないこと

  • タンパク質の正確な割合(保証分析とカロリー表示を参照)。
  • 消化率や生体利用率(タンパク質の質と加工)。
  • 総合栄養食かどうかAAFCOを参照)。
  • どれだけ与えるかMERカロリー表示を使う)。

原材料表示は、AAFCO表示・保証分析・カロリーと一緒に使い、それだけで判断しないようにしましょう。

まとめ

ペットフード表示の第一位は、配合中重量で最も重い原材料です。名前のついた動物性タンパク質(鶏、チキンミール、ラム、サーモンなど)が第一位は一般的に良いサイン;曖昧な用語や穀物が第一位でも十分な製品はありますが、その先も確認する価値があります。最初の数項目を見て分割に注意し、AAFCO表示で総合栄養食か、カロリー表示で量を決めましょう。

フードを選んだら、ペット食事プランナーでその子の1日必要カロリーと適切な給餌量を出し、表示で「良い」と思った原材料を、適切な量で与えられるようにしてください。

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